道と札幌市などは24日、新型コロナウイルスの感染者を新たに241人確認し、4人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を5日連続で下回った。道内の感染者は延べ132万7942人となった。
死亡したのは、札幌市の2人(共に80代男性)と旭川市の2人(80代女性、年代・性別非公表)。道内の死者は累計で4500人となった。
道は67人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振9人のほか、石狩10人、釧路6人、上川4人、十勝3人、後志2人、オホーツク1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは32人だった。
札幌市は93人、函館市は51人、小樽市は18人、旭川市は12人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は、函館市の国立病院機構函館病院(6人感染)と上川管内の高齢者施設(6人感染)で発生した。
24日現在の重症は前日と同じ3人。入院患者の病床利用数は前日から16床減の330床となり、病床使用率は13・6%に下降した。