平和祈り、犠牲者に涙 在日ウクライナ人ら集会―東京

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  • 2023年2月25日
 ロシアによるウクライナ侵攻から1年を迎え、献花する人々=24日午後、東京都渋谷区

 ロシアによるウクライナ侵攻から1年となった24日、犠牲者を悼み、平和を願う催しが東京都内で開かれた。在日ウクライナ人や侵攻後に来日した避難民らが涙を見せながら祈りをささげ、戦争の早期終結を願った。

 港区の聖オルバン教会では正午からウクライナ正教会主催の祈りの会が開かれた。ポール・コロルーク司祭が「きょうは違う祈り方がある人とも一緒に祈りたい」と呼び掛け、浄土真宗の僧侶やユダヤ教のラビ(指導者)らもメッセージを述べた。約人がウクライナ民謡の演奏などに静かに耳を傾け、時折目に涙を浮かべた。

 参加したガリナさん(67)は昨年3月、日本に住む娘のオリガさん(44)を頼り、ウクライナ東部ドニプロから避難してきた。現地に残る家族を心配し、毎日電話で無事を確認しているという。「短い時間だったが、守られている気持ちになった。望むことはただ一つ、戦争が早く終わること。ウクライナのためにたくさん祈りたい」と話した。

 夜には渋谷区の国連大学前広場で、戦争の犠牲者を追悼する集会が開かれた。在日ウクライナ人を中心としたNGO「スタンド・ウィズ・ウクライナ・ジャパン」が主催し、150人以上が参加。広場にはウクライナの国土をかたどるように発光ダイオード(LED)のキャンドルが並べられた。空襲を再現したパフォーマンスの後、全員で黙とう。雨の中、ウクライナ国歌を合唱した。

 ウクライナ西部フメリニツキー州出身のユリーヤ・チャラノウスカさん(31)は「ウクライナに家族がいて、毎日連絡している。亡くなった人のことを考えると心が痛い」と涙を流した。

 一方、港区のロシア大使館周辺には午前11時ごろ、日本人ら40人ほどが集まり、「NO WAR」と書かれたプラカードなどを手に「ウクライナの未来を奪うな」「今すぐ軍隊を撤退しろ」と声を上げた。

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