「一つの時代が終わった」 ゆかりの地で哀悼―松本零士さん死去

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  • 2023年2月21日
 アニメ「銀河鉄道999」 ©松本零士/零時社・東映アニメーション

 漫画家の松本零士さんが亡くなったことを受け、名誉区民だった東京都練馬区や、終戦後に過ごした北九州市では20日、「一つの時代が終わった」などと惜しむ声が相次いだ。

 松本さんの自宅に近い西武池袋線大泉学園駅北口の「大泉アニメゲート」では、代表作「銀河鉄道999」の登場人物メーテルや星野鉄郎の銅像に花を手向けたり手を合わせたりする人の姿があった。

 日本語を学ぶため来日しているスイス人のフレデリック・グローブさん(33)は「スイスでは全部放送されるくらい松本先生の作品は有名。ニュースを見てびっくりした」と残念がる。練馬区の会社員平田秀斗さん(34)は「通っていた近くの学校に置いてあったサインを見て、子どもながらに感動したのを覚えている。一つの時代が終わってしまい寂しい」と涙を拭った。

 松本さんは小学校から高校まで北九州・小倉で過ごし、2012年に開館した「北九州市漫画ミュージアム」の初代名誉館長も務めた。専門研究員の表智之さん(53)は「いつも小倉の思い出話を聞くのが楽しみだった。多感な時期にこの町で敗戦後の日々を経験し、代表作に共通する平和や人間の尊厳への思いを育まれたと思う」と振り返った。

 JR小倉駅にはメーテルと鉄郎の銅像が置かれたベンチがある。「この人たち知ってる」と笑顔でポーズを取る孫たちを見ていた北九州市の女性(64)は「新幹線の小倉駅では『999』のメロディーが流れるので悲しくなりそうだが、こうして孫にまで作品が伝わっているのはやはりすごい」と話した。

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