道と札幌市などは17日、新型コロナウイルスの感染者を新たに623人確認し、4人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を31日連続で下回った。道内の感染者は延べ132万4095人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の3人(80代男性、年代非公表の女性、年代・性別非公表)と函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で4481人となった。
道は297人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振30人のほか、十勝37人、上川35人、石狩32人、空知23人、渡島22人、釧路19人、オホーツク14人、後志8人、日高7人、宗谷3人、留萌、根室各1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは65人だった。
札幌市は182人、函館市は68人、旭川市は65人、小樽市は11人の感染を確認した。
新たなクラスターは▽小樽市の医療機関(5人感染)▽十勝管内の高齢者施設(9人感染)▽石狩管内の高齢者施設(6人感染)―など計4件発生した。
17日現在の重症は前日と同じ6人。入院患者の病床利用数は前日から5床増の412床となり、病床使用率は17・0%に上昇した。