第30回ATVミネソタカップ八戸チビッコアイスホッケー大会は11、12両日、青森県八戸市で開かれた。決勝では苫小牧選抜が1―3で青森県選抜Aに敗れ、準優勝となった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて3年ぶりの開催。東日本を中心に各地区の選抜8チームが出場し、トーナメント戦で白熱した戦いを展開した。
▽決勝
青森県選抜A3―1苫小牧選抜
▽得点者【青】佐々木(河口、大久保)佐々木(河口)楢山(河口)【苫】三橋▽GK【青】市川【苫】山田
苫小牧選抜は第3ピリオドにFW三橋のゴールで一時同点に追い付いたが最後まで主導権を握られ、青森県選抜Aの地力に押し切られた。
▽準決勝 苫小牧選抜6―0青森県選抜B
▽1回戦 苫小牧選抜17―0郡山ジュニア
―3年ぶりの挑戦、力尽くした17人
前回大会準優勝の悔しさを晴らすため挑んだ苫小牧選抜だったが、青森県選抜Aにあと一歩及ばなかった。チームを率いた石岡美法(よしのり)監督は「自分が思い描いていた以上のプレーを選手たちは見せてくれた。各選手、今大会で得たものを競技や他のことにも生かして次のステップに進んでほしい」と17人の精鋭をたたえた。
大会敢闘賞に選ばれた苫選抜の渡邊元汰主将(錦岡小6年、レッドスターズ)は「同世代チームで息の合ったプレーができた。優勝を逃して悔しい気持ちもあるが、みんなで決勝の舞台まで上り詰めたことをうれしく思う。たくさんの応援にも感謝したい」と話していた。