第30回ATVミネソタカップ八戸チビッコアイスホッケー大会が11、12両日、青森県八戸市で開催される。苫小牧からも選抜チームが出場、17人の精鋭が頂点を目指す。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりの開催。東日本を中心に選抜8チームが出場してトーナメントで栄冠を競う。
苫小牧選抜はセレクションを経て選出された市内チームで活躍する6年生17人で編成。大会出場まで4回のチーム練習のみと限られた時間の中で調整を進めた。6日は白鳥王子アイスアリーナ=苫小牧市=で、攻守の連係を確認し試合を想定したメニューに汗を流した。
チームを率いる石岡美法(よしのり)監督は「スピードを生かした敵陣への早いプレッシャーやパックを奪ってからのゴールに向かうプレーなどをこなす、良いメンバーがそろった。攻守にわたり全員ホッケーで優勝を目指したい」と抱負を語った。
主将を務める渡邊元汰(錦岡小、レッドスターズ)は「声の掛け合いを大切にして、一つのミスを全員でカバーしていく。連動性あるプレーで優勝を狙う」と気合十分。副主将の加藤壮真(拓勇小、バーニングバレット)は「チャンスになるパスで、得点だけじゃなくゴールアシストもしていきたい」。同じく副主将の加賀谷琉花(澄川小、苫小牧WESTアイスキング)は「運動量を生かしてハードワークをしていく。攻守で試合をコントロールするプレーを目指す」と話した。
2連覇を目指した前回大会は青森県選抜Aに敗れて準優勝。王者奪還に向けて態勢は整った。