経口中絶薬の薬事承認了承 国内初、妊娠9週まで対象―厚労省

  • ニュース, 国内・海外
  • 2023年1月28日

 厚生労働省は27日、薬事・食品衛生審議会の専門部会を開き、人工妊娠中絶できる飲み薬の薬事承認を了承した。ただ、「本剤は社会的な関心が高く、慎重な審議が必要」(厚労省)とし、2月にパブリックコメント(意見公募)を実施した上で、上部組織の薬事分科会で改めて承認を審議するとした。

 同省によると、経口中絶薬は海外では少なくとも65以上の国と地域で使用されているが、日本では手術を受ける以外に選択肢はない。分科会で承認されれば、国内初の人工妊娠中絶薬となる。

 承認後も使用実績が蓄積されるまでの間は、緊急時に適切な対応が取れる医療機関で、母体保護法に基づく指定医師が確認した上、投与する。

 製品名は「メフィーゴパック」で、妊娠継続に必要な黄体ホルモンの働きを抑える「ミフェプリストン」と、子宮を収縮させる働きがある「ミソプロストール」を組み合わせて使う。対象は妊娠9週までの妊婦。英製薬企業ラインファーマの日本法人が2021年12月に承認申請していた。

 国内の臨床試験(治験)では、投与を受けた妊婦の93・3%が24時間以内に中絶に至り、安全性にも問題がないことが確認されている。

 同省によると、2020年度の国内の人工妊娠中絶件数は約14万件。日本の中絶は、金属製の器具による「搔爬(そうは)法」が中心で、感染症などの合併症の発生率も高く、母体への負担が大きい。WHOは「安全性に劣る時代遅れの中絶法」と指摘している。

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