アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道の選手は12日、シダックスグループ受託運営の北栄児童センター=苫小牧市=を訪問し、ゲームやシュート体験を通じて児童23人と触れ合った。
この日午前に氷上練習を終え、DF橋本僚、FW入倉大雅、柴田嗣斗の3選手が同センターへ。レッドイーグルスの訪問は昨年5月以来2度目。地域に根差した活動に積極的な主将・橋本は「応援してもらえることがチームの価値。アイスホッケー以外の周知活動は、練習や試合と同じくらい大切にしている」と話す。
しっぽ取りゲームやフルーツバスケットで打ち解けた後は、ミニゴールとボールを用いてアイスホッケー体験を行った。子どもたちは背丈より長いスティックを手に、選手から直接指導を受けながらシュートを打ち込んだ。柴田は「子どもたちがゴールを決めたときの笑顔を見られて良かった」と頬を緩めた。
拓勇小の藤井音綺さん(5年)、律綺さん(2年)姉妹はレッドイーグルスの試合を観戦したことがあるといい、間近で見る選手たちに「みんな格好良くて楽しかった」と笑みを浮かべた。