山上容疑者の鑑定留置終了 安倍氏銃撃、殺人罪で起訴へ―奈良地検

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  • 2023年1月11日

 安倍晋三元首相が奈良市で街頭演説中に銃撃され死亡した事件で、殺人容疑で送検された無職山上徹也容疑者(42)の刑事責任能力を調べる鑑定留置が10日、終了した。同容疑者の身柄は同日午後、大阪拘置所から捜査本部がある奈良県警奈良西署に移された。奈良地検は鑑定結果などを踏まえ、勾留期限の13日までに殺人などの罪で起訴する方針。

 山上容疑者を乗せた護送車は午後3時10分ごろ、約100人の報道陣が待つ奈良西署に到着した。車から降りた同容疑者はマスク姿で眼鏡を掛け、紺色の上着に黒のズボンを着用。制服の警察官に囲まれながら落ち着いた様子で建物の中に入った。

 山上容疑者は昨年7月8日午前11時半ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で、参院選の応援演説中だった安倍氏を背後から銃撃して現行犯逮捕され、殺人容疑で送検された。

 奈良地検は同月25日から鑑定留置を実施。当初、同年11月29日まで4カ月間の予定だったが、地検の請求で延長されていた。

 これまでの県警の調べに対して容疑を認め、「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に恨みがあり、安倍氏が(旧統一教会と)つながりがあると思った」などと供述した。事件で使用した銃は自作したとみられ、自宅からは大きさや形状の異なる銃数丁が押収された。

 県警は鑑定の結果、事件で使用した銃について銃刀法で規定する拳銃等に該当すると判断。適合する実包の所持と併せて、10日までに銃刀法違反容疑(加重所持・発射)で追送検した。

 今後、武器等製造法違反や火薬類取締法違反容疑に加え、旧統一教会関連施設が入居していた奈良市内のビルに発砲した建造物損壊などの容疑でも追送検を検討している。

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