道と札幌市などは5日、新型コロナウイルスの感染者を新たに5582人確認し、30人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は8日ぶりに5000人を超え、前週の同じ曜日を19日ぶりに上回った。道内の感染者は延べ124万6311人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の14人(60代男性、70代男性、80代女性2人、90代女性3人、100歳代女性、年代・性別非公表6人)と札幌市の8人(70代男女2人、80代男女4人、90代女性2人)、函館市の5人(共に年代・性別非公表)、旭川市の2人(80代男女)、小樽市の1人(性別非公表の90歳以上)。道内の死者は累計で4120人となった。
道は2948人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内632人のほか、石狩管内341人、十勝管内277人、オホーツク管内228人、空知管内188人、釧路管内146人、渡島管内91人、上川管内85人、後志管内78人、日高管内69人、根室、桧山両管内各36人、宗谷管内15人、留萌管内14人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは712人だった。
札幌市は1933人、旭川市は312人、函館市は282人、小樽市は107人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の医療機関(28人感染)▽同管内の高齢者施設(1)(7人感染)▽同(2)(5人感染)―など計12件発生した。
5日現在の重症は前日と同じ7人。入院患者の病床利用数は前日から77床減の942床となり、病床使用率は39・1%に下降した。