道と札幌市などは28日、新型コロナウイルスの感染者を新たに6042人確認し、31人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は6日ぶりに6000人を超えたが、前週の同じ曜日を11日連続で下回った。道内の感染者は延べ122万1571人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の16人(50代男性2人、70代男女2人、80代男女7人、90代男女4人、年代・性別非公表)と札幌市の8人(80代男女4人、90代男女4人)、函館市の4人(共に年代・性別非公表)、小樽市の2人(性別非公表の60代と80代)、旭川市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で4013人となり、4000人を超えた。
道は3059人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振555人のほか、石狩410人、十勝298人、空知215人、オホーツク、釧路各165人、上川140人、渡島116人、日高80人、後志75人、宗谷69人、根室37人、桧山33人、留萌11人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは690人だった。
札幌市は2028人、函館市は437人、旭川市は380人、小樽市は138人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は胆振管内の医療機関など計15件発生した。
28日現在の重症は前日から1人減の9人。入院患者の病床利用数は前日から7床減の1127床となり、病床使用率は46・8%に下降した。