道と札幌市などは26日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2128人確認し、12人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を9日連続で下回った。道内の感染者は延べ120万9679人となった。
死亡したのは道発表の居住地非公表の4人(70代男性、80代男性、90代女性2人)と札幌市の8人(60代女性、80代女性3人、90代女性4人)。道内の死者は累計3944人となった。
道は866人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内62人のほか、石狩管内88人、釧路管内60人、オホーツク管内37人、空知管内31人、十勝管内29人、渡島管内26人、上川管内25人、根室管内8人、宗谷管内3人、桧山、後志、日高3管内各1人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは494人だった。
札幌市は1025人、函館市は125人、旭川市は89人、小樽市は23人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の高齢者施設(1)(5人感染)▽同(2)(5人感染)▽石狩管内の高齢者施設(13人感染)―など8件発生した。
26日現在の重症は前日から1人増の8人。入院患者の病床利用数は前日から9床減の1142床となり、病床使用率は47・4%に下降した。