アイスホッケーアジアリーグ2022―23は24、25両日、白鳥王子アイスアリーナ=苫小牧市=などで4試合が行われた。レッドイーグルス北海道は横浜グリッツをホームに迎え入れ2連勝。年内最後の試合を快勝で締めくくった。
25日
▽6回戦(白鳥王子アイスアリーナ)
ひがし北海道クレインズ4―1東北フリーブレイズ
▽得点者【レ】高橋(入倉)中屋敷(高橋、中島)大澤(久慈、彦坂)高橋(中島、大澤)大澤(中島、高橋)入倉(山田、三田村)【横】アレックス・ラウター(鈴木、熊谷)▽GK【レ】成澤【横】黒岩、小野▽シュート数【レ】24【横】29▽反則【レ】43分【横】39分▽パワープレー得点【レ】3【横】0▽キルプレー得点【レ】1【横】0▽観客数974
イーグルスは第1ピリオド1分すぎ、数的不利なキルプレーから好調の高橋が先制ゴール。その後もキルプレーが続くも、GK成澤を中心に堅い守備で守り通した。
▽8回戦(釧路アイスアリーナ)
レッドイーグルス北海道6―1横浜グリッツ
24日
▽5回戦(白鳥王子アイスアリーナ)
レッドイーグルス北海道4―3横浜グリッツ
▽得点者【レ】中屋敷(中島、橋本)高橋(中屋敷、大澤)中島(中屋敷、橋本)高橋(橋本、中島)【横】鈴木(杉本)アレックス・ラウター(三浦、川村)池田(杉本、蓑島)▽GK【レ】成澤【横】小野▽シュート数【レ】34【横】26▽反則【レ】2分【横】12分▽パワープレー得点【レ】3【横】0▽キルプレー得点【レ】0【横】0▽観客数944
第1ピリオドからチャンスで決め切れない展開が続いたイーグルス。第3ピリオドは数的有利なパワープレーから2得点も相手の猛攻から同点に持ち込まれた。延長戦ではパワープレーに持ち込み、高橋が試合を決めた。
▽7回戦(釧路アイスアリーナ)
ひがし北海道クレインズ4―3東北フリーブレイズ
―ファンに2連勝をプレゼント
赤黒ユニホームのサンタクロースたちがファンに2連勝をプレゼント―。グリッツの外国籍選手DFティモシー・シュープとFWアレックス・ラウターをチーム全体でマークした2連戦。菅原監督はFW入倉のラインで守備を固めたが初戦は3失点。指揮官は「24日の試合を振り返り、自分たちらしいホッケーに立ち返ろうと思った」と、前線からの守りに意識を向け、25日は最少失点に抑え込んだ。
11日のグリッツ戦から1ライン目に起用され、3試合連続得点と期待に応えているFW高橋は、2試合で4ゴール2アシストの大活躍。「点を取るのは俺だ―という強い気持ちで試合に臨んでいる」と波に乗る。
FW3人がけがで出場できない中、チームに勢いをもたらしたのは13年目の三田村。攻守ともにアグレッシブな姿勢でリンクを駆け回った。「チームから求められているものをプレーで最大限見せたい。残り全試合の得点に絡めたら」と意気込んだ。
―横浜FW岩本、「成長しなければならない」
横浜FW・岩本和真主将 同一の相手と2連戦すると1戦目で好勝負しても2戦目で崩れるところが今のチームの課題。全般に細かな局面のバトルで勝てていない。アジアリーグ加入3年目で成長しなければならない。僕は負傷でベンチサポートの身。プレーに復帰したならリーダーシップでチームに変化をもたらせるよう努力する。