道と札幌市などは23日、新型コロナウイルスの感染者を新たに5099人確認し、25人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は4日連続5000人を超えたが、前週の同じ曜日を6日連続で下回った。道内の感染者は延べ119万9266人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の10人(80代男女5人、90代男性4人、100歳代女性)と札幌市の11人(60代男性、70代男女3人、80代男性3人、90代男女2人、100歳代女性2人)、函館市の3人(共に年代・性別非公表)、旭川市の1人(90歳以上男性)。道内の死者は累計で3887人となった。
道は2529人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内293人のほか、石狩管内336人、十勝管内248人、空知管内237人、オホーツク管内192人、釧路管内131人、渡島管内129人、上川管内120人、後志管内65人、日高管内43人、宗谷管内31人、桧山、根室両管内各28人、留萌管内15人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは633人だった。
札幌市は1866人、旭川市は315人、函館市は314人、小樽市は75人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の高齢者施設(11人感染)▽札幌市の有料老人ホーム(22人感染)▽同市のサービス付き高齢者向け住宅(10人感染)―など13件発生した。
23日現在の重症は前日から2人減の7人。入院患者の病床利用数は前日から2床増の1102床となり、病床使用率は48・2%となっている。