道と札幌市などは21日、新型コロナウイルスの感染者を新たに6275人確認し、22人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で6000人を超えたが、前週の同じ曜日を4日連続で下回った。道内の感染者は延べ118万8520人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の14人(70代男性、80代男女7人、90代男女3人、年代・性別非公表3人)と札幌市の4人(60代男性、70代男性、80代男性、90代男性)、旭川市の3人(60代男性、90歳以上女性2人)、函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で3835人となった。
道は2978人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内361人のほか、石狩管内424人、十勝管内359人、オホーツク管内269人、空知管内258人、釧路管内175人、渡島管内118人、上川管内114人、後志管内72人、宗谷管内52人、日高管内42人、根室管内28人、桧山管内22人、留萌管内9人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは675人だった。
札幌市は2259人、函館市は469人、旭川市は409人、小樽市は160人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の高齢者施設(5人感染)▽同管内の障がい者施設(5人感染)▽釧路管内の医療機関(29人感染)―など計15件発生した。
21日現在の重症は前日と同じ8人。入院患者の病床利用数は前日から21床減の1131床で、病床使用率は49・5%に下降した。