道と札幌市などは15日、新型コロナウイルスの感染者を新たに6371人確認し、29人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を14日連続で下回った。道内の感染者は延べ115万8847人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の17人(50代男性、60代男性、70代男性2人、80代男女7人、90代女性4人、年代非公表女性、年代・性別非公表)と札幌市の5人(50代男性、70代男性、90代男女3人)、旭川市の5人(60代男性、70代女性、80代男女2人、90歳以上女性)、小樽市の2人(性別非公表の70代と80代)。道内の死者は累計で3710人となった。
道は3106人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振524人のほか、石狩460人、十勝355人、オホーツク229人、空知205人、釧路178人、上川97人、宗谷83人、渡島77人、後志63人、根室44人、日高40人、桧山21人、留萌7人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは723人だった。
札幌市は2403人、函館市は424人、旭川市は352人、小樽市は86人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は日高管内の障害者施設3件など計18件発生した。
また、道は道立保健所管内でオミクロン株派生型「BQ.1.1」系統を初めて1例確認したと発表した。道内での同系統の感染確認は6例目(札幌市が5人確認)となった。
15日現在の重症は前日から2人減の11人。入院患者の病床利用数は前日から28床減の1107床となり、病床使用率は48・5%に下降した。