陸自性被害で5人懲戒免職 ずさん対応の中隊長停職に―防衛省

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  • 2022年12月15日

 陸上自衛隊郡山駐屯地(福島県郡山市)に勤務していた五ノ井里奈さん(23)が在職中に性被害を受けた問題で、防衛省は15日、同じ中隊に所属していた加害者の隊員5人を懲戒免職処分とした。また、ずさんな対応で被害を防げなかったとして、上司の中隊長を停職6カ月の懲戒処分とした。

 免職となったのは先輩に当たる2等陸曹1人と3曹3人、部隊内で指示的立場にあった1曹の計5人。

 陸自の調査結果によると、昨年8月、1曹の指示で他の4人が五ノ井さんを押し倒し、下半身を押し付ける性暴力が発生。同6月には体を触り、キスを強要する事案もあったほか、日常的に抱きつくなどしていた。

 中隊長は昨年6月の事案後に別の隊員からセクハラの発生を示唆されながら調査を見送り、同8月に五ノ井さんが被害を訴えた際にも事実関係を確かめなかった。五ノ井さんが休職した際も上司に別の理由を報告していた。

 五ノ井さんは同8月末に上級部隊の相談窓口に改めて被害を申告。陸自は内部調査を行うとともに、警務隊が同月の事案で3曹3人を強制わいせつ容疑で書類送検した。福島地検は3人を不起訴としたが、検察審査会が不起訴不当と議決し、再捜査が進められている。五ノ井さんはその後退職して、被害を実名告発していた。

 内部調査に5人は事実を認め、中隊長は「業務多忙で訓練を優先した」などと釈明したという。

 陸自はこのほか監督責任を問い、上級部隊に当たる大隊長や連隊長を所属長注意などの処分にした。また、調査過程で五ノ井さんら女性隊員に対する性的発言が判明した3等陸尉を訓戒とした。

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