道と札幌市などは12日、新型コロナウイルスの感染者を2280人確認し、31人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を11日連続で下回った。道内の感染者は延べ113万7355人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の10人(70代女性、80代女性5人、90代男女2人、年代・性別非公表2人)と札幌市の21人(50代女性、70代男女4人、80代男女8人、90代男女6人、100歳代女性2人)。道内の死者は累計で3616人となった。
道は936人の感染を確認した。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振64人のほか、空知63人、石狩59人、オホーツク43人、渡島、十勝各32人、釧路30人、後志12人、上川9人、根室、留萌各3人、日高2人、宗谷1人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは583人だった。
札幌市は1079人、旭川市は116人、函館市は110人、小樽市は39人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は日高管内の高齢者施設(8人感染)、札幌市の有料老人ホーム(8人感染)など8件発生した。
12日現在の重症は前日と同じ15人。入院患者の病床利用数は前日から12床減って1178床となり、病床使用率は51・6%に下降した。