師走を迎え、地域歳末たすけあい運動が全国一斉に始まった。3日は苫小牧市共同募金委員会(渡辺敏明会長)がJR苫小牧駅構内の自由通路で、行き交う人に募金への協力を呼び掛けた。運動は今月末まで。
共同募金事業の一環で、スローガンは「つながり 支え合う みんなの地域づくり」。この日、自由通路には岩倉博文市長や渡辺会長など10人が集まり、駅利用者らに「よろしくお願いします」と声をからした。
市の公式キャラクター・とまチョップも駆け付け、市民らに運動をアピール。幼児が小さな手に握りしめたお金を募金箱に入れた後、とまチョップとの記念撮影を楽しむ光景も見られた。
歳末たすけあい運動は誰もが安心して新年を迎えられるよう、生活困窮者や高齢者などへの支援や援助を行う恒例の行事。胆振・日高でも地域の支え合い活動として、町内会や民生委員、学校や会社などで募金活動が展開されている。