道と札幌市などは2日、新型コロナウイルスの感染者を新たに7290人確認し、14人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は4日連続7000人を超えたが、前週の同じ曜日を2日ぶりに下回った。道内の感染者は延べ108万2592人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の7人(70代男女2人、80代男女4人、90代女性)と旭川市の5人(80代男女2人、90歳以上男女2人、年代・性別非公表)、小樽市の2人(性別非公表の70代と90代)。道内の死者は累計で3362人となった。
道は3540人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内546人のほか、石狩管内476人、十勝管内353人、オホーツク管内290人、空知管内260人、釧路管内231人、後志管内148人、上川管内129人、渡島管内127人、日高管内78人、宗谷管内56人、根室管内42人、桧山管内33人、留萌管内14人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは757人だった。
札幌市は2829人、旭川市は449人、函館市は323人、小樽市は149人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽日高管内の高齢者施設(1)(13人感染)▽同(2)(12人感染)▽札幌市のグループホーム(13人感染)―など20件発生した。
2日現在の重症は前日から1人減って6人。入院患者の病床利用数は前日から30床減の1281床となり、病床使用率は56・1%に下降した。