「歴史を変えろ」「眠れない夜に」 スペイン撃破、サポーター熱狂―競技場に響く「ニッポン」

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  • 2022年12月2日

 【ドーハ時事】「ジャイアントキリング(番狂わせ)再び」。決勝トーナメント進出を懸けた運命の一戦。日本はドイツに続き、強豪スペインを撃破し、1次リーグの首位通過を決めた。「歴史を変えろ」「眠れない夜に」。サポーターらは熱狂の渦に包まれた。

 決戦の舞台は、ドイツ戦と同じハリファ国際競技場。今回は競技場の大半をスペインサポーターが埋め尽くし、日本サポーターは肩身が狭そうだった。それでも、力いっぱいに「ニッポン」コールを送り続けた。

 前半はスペインが圧倒的にボールを支配。11分に先制点を入れられ、競技場全体がスペインサポーターの大歓声に包まれた。

 後半3分、途中出場の堂安律選手(24)がW杯2点目となる同点弾をたたき込むと、日本側のスタンド席ではサポーターらが一斉に立ち上がり、雄たけびを上げた。他国のサポーターたちも拳を突き上げ、日本の得点を祝福。競技場はアウェーからホームへと一変した。

 勢いに乗った日本は約3分後、三笘薫選手(25)からのパスを受けた田中碧選手(24)がゴールネットを揺らす。VAR判定を待つ間、日本サポーターは「入ってる」「歴史を変えようぜ」などと叫び、得点が認められるとハイタッチしたり、抱き合ったりした。

 「幸せ。興奮して眠れない」と話すのは、堺市の会社経営押木佳奈さん(40)。ドイツ戦から3試合を観戦し、帰りの航空券を購入したところだった。「日付を変更するか、いったん日本に戻ってまた来るか」。うれしい悲鳴を上げた。  共に観戦した同市の不動産業押木剛男さん(53)は誕生日を迎えたばかり。「最高のプレゼントをもらった。まだ信じられない」と夢見心地で語った。

 4年前からカタール行きを決意し、アルバイトなどに励んできたという東京都の大学4年水野健佑さん(22)。決勝トーナメント進出を決めたオーストラリアのサポーターが国旗を掲げ、楽しんでいる様子を見て、「スペイン戦後は僕らが闊歩(かっぽ)したいと思った」。ドーハ中心部にある市場に行って盛り上がるつもりだといい、「眠れない夜になりそうだ」と目を輝かせた。

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