道と札幌市などは28日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3509人確認し、30人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は7日ぶりに4000人を割り、前週の同じ曜日を4日ぶりに下回った。道内の感染者は延べ104万8329人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の6人(60代男性、80代男女2人、100歳代男性、年代・性別非公表2人)と札幌市の16人(60代男性、70代男性2人、80代男女6人、90代男女7人)、旭川市の6人(70代男性、80代男女2人、90歳以上2人、年代・性別非公表)、函館市の1人(年代・性別非公表)、小樽市の1人(性別非公表の90代)。道内の死者は累計で3224人となった。
道は1351人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内59人のほか、石狩管内100人、釧路管内91人、オホーツク管内86人、空知管内66人、十勝管内41人、根室管内38人、上川管内22人、渡島管内16人、日高管内11人、留萌管内4人、後志管内2人、桧山、宗谷両管内各1人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは813人だった。
札幌市は1727人、函館市は211人、旭川市は177人、小樽市は43人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の高齢者施設(5人感染)▽石狩管内の医療機関(11人感染)▽釧路管内の障害者施設(29人感染)―など15件発生した。
28日現在の重症は前日と同じ16人。入院患者の病床利用数は前日から1床減の1261床で、病床使用率は55・2%となっている。