レッドイーグルス北海道は、26、27両日に札幌市月寒体育館で行われた東北フリーブレイズ戦のため、苫小牧と会場を結ぶ直行バスを運行した。バス利用者には選手の直筆サイン入りコースターが配られ、利便性の向上だけでなく記憶にも残る工夫が凝らされた。
試合会場の駐車場が一般開放されないことから、今回は直行バスが登場。26日の札幌行きの便には10人が乗車した。大型の観光バスには「レッドイーグルス北海道ワシスタント号」と掲示され、応援ムードを盛り上げた。
白鳥王子アイスアリーナを午前11時半に出発し、高速道路を利用して1時間ほどで会場に到着した。
バスを利用した苫小牧市拓勇東町の会社員木村浩樹さん(54)と妻の雅子さん(50)は、苫小牧に転居した5年前からのファン。前身の王子イーグルス時代に行われた札幌開催の試合には自家用車で出向いたという。「今回のバスも便利でよかった。次回はチケット込みの宿泊ツアーがあってもおもしろいのでは」と話していた。
札幌開催は来年1月と2月にも2試合ずつ予定されている。