アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道は26日、札幌市月寒体育館での東北フリーブレイズ戦に合わせて「氷上アイスホッケー体験会」を開催した。アイスホッケー女子日本代表主将を務めた大澤ちほさんも指導に加わり、パスやシュート体験を行った。参加者は数分前まで熱戦が繰り広げられていたリンクに立ち、楽しみながら指導を受けた。
当初は定員20人だったところ、50人を超える応募が殺到。急きょ定員を10人増やし、30人が参加した。試合直後のリンクは選手のスケートによる氷の溝が多くて滑りづらいため、靴のまま氷上に上がった。
参加者は3グループに分かれ、城野正樹チーフマネジャーがフェースオフ、髙田航太マネジャーがシュート、大澤さんがパスの極意を伝えた。
東北フリーブレイズのファンで、八戸市から参加したのは稲垣ちさとさん(36)と祐斗君(8)親子。「思ったよりもリンクが広く、ゴールが小さい。また見方が変わった」(ちさとさん)と話し、祐斗君は「練習して最初よりうまくなった」と上機嫌だった。
城野チーフマネジャーは「防具やスケートを着用しないことで、気軽にアイスホッケーに触れて、見て、感じてもらえたのでは。今回の体験を今後の試合観戦の際に投影しながらより楽しんでもらえたらうれしい」と話した。