”空飛ぶサケ”お目見え 「とば号」来月1日から運行 のぼりべつ クマ牧場

  • ニュース, 白老・胆振東部・日高
  • 2022年11月28日

 登別市登別温泉町の観光施設のぼりべつクマ牧場は、冬の風物詩のゴンドラ「とば号」を12月1日から運行する。貨物用ゴンドラにサケを寒干しし、山麓―山頂間(片道約1・2キロ)をロープウエーで往復する毎年恒例のユニークな取り組み。”空飛ぶサケ”として観光客の人気が高い。

 とば号は、熊の飼料を作り、観光客に驚きと季節を感じてもらう冬の名物として2012年に始め、今年で11年目を迎える。

 ゴンドラには20本のサケをつるし、寒風の中、来年2月26日まで運行する。風が冷たいほどうま味が凝縮するといい、熊たちも毎年楽しみにしているよう。

 つるした「とば」は期間中、約150本作り、施設で飼育しているヒグマの餌となる。

 来年2月27日~3月5日、4月17~26日は施設メンテナンスのため休園する。

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