道と札幌市などは24日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4895人確認し、8人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日ぶりに5000人を割り、前週の同じ曜日を2日連続で下回った。道内の感染者は延べ101万9396人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の6人(60代男性、70代男性3人、80代男女2人)と札幌市の1人(90代女性)、旭川市の1人(70代女性)。道内の死者は累計で3113人となった。
道は1923人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内113人のほか、石狩管内321人、釧路管内129人、オホーツク管内125人、空知管内72人、十勝管内67人、後志、上川両管内各24人、渡島管内19人、留萌管内15人、根室管内12人、桧山管内10人、宗谷管内1人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは991人だった。
札幌市は2239人、函館市は477人、旭川市は193人、小樽市は63人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の高齢者施設(8人感染)▽札幌市の有料老人ホーム(15人感染)▽十勝管内の障害者施設(15人感染)―など16件発生した。
24日現在の重症は前日から2人減って12人。入院患者の病床利用数は前日から6床減の1188床となり、病床使用率は52・0%に下降した。