来月23日に シンポジウム 仙台藩白老 元陣屋資料館

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  • 2022年11月25日

 白老町と仙台藩白老元陣屋資料館は12月23日午後5時から、シンポジウム「史跡白老仙台藩陣屋跡のこれから」を町コミュニティセンターで開く。国指定史跡の仙台藩白老元陣屋が10月、NPO法人北海道遺産協議会(札幌市)の選ぶ北海道遺産の一つになったことを受け、地元の歴史を物語る史跡の生かし方などを探る。

 2022年度の同史跡の第2次環境整備事業、普及・啓発事業の一環。

 講師は、同史跡の整備基本計画策定委員会委員長の田才雅彦氏、同副委員長の井上宗則氏、同委員の川西政幸氏。定員は50人程度で参加無料、予約不要。

 同史跡は幕末北方防備の貴重な遺跡として1966年に国に指定された。町は保存、活用を目的に第1次環境整備事業(69―95年度)を実施し、史跡を活用した地域教育や歴史理解の促進に努め、仙台藩白老元陣屋資料館の利用者は昨年までに年間3万人を超えるようになった。一方、施設の老朽化や新たな知見に対応するため、2020年度に「史跡白老仙台藩陣屋跡保存活用計画」を策定、今年度から同史跡の整備基本計画策定に取り組んでいる。

 シンポジウムの問い合わせは同館 電話0144(85)2666。

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