道内過去最多1万1394人感染 胆振は764人

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  • 2022年11月23日

  道と札幌市などは22日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1万1394人確認し、34人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は16日(1万1112人)を282人上回り、過去最多を更新。死者数も15日と並び、最多タイとなった。道内の感染者は延べ100万3558人となり、100万人を超えた。

   死亡したのは道発表の居住地非公表の13人(60代女性2人、70代男女3人、80代男女6人、90代女性2人)と札幌市の17人(60代男性2人、70代男性6人、80代男女7人、90代男女2人)、小樽市の2人(性別非公表の70代と90代)、旭川市の1人(90歳以上女性)、函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で3088人となった。

   道は過去最多の6053人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内764人のほか、石狩管内732人、十勝管内726人、空知管内652人、オホーツク管内554人、釧路管内395人、渡島管内250人、上川管内237人、後志管内214人、根室管内127人、宗谷管内95人、日高管内76人、桧山管内69人、留萌管内67人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは1095人だった。

   札幌市は4085人、旭川市は695人、函館市は318人、小樽市は243人の感染を確認した。

   新たなクラスター(感染者集団)は▽オホーツク管内の医療機関(47人感染)▽石狩管内の高齢者施設(14人感染)▽札幌市の児童福祉関係施設(6人感染)―など35件発生した。

   22日現在の重症は11人。入院患者の病床利用数は前日から72床増の1177床となり病床使用率は51・5%に上昇し、約1年5カ月ぶりに50%を超えた。医療提供体制の逼迫の度合いも高まっている。

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