道と札幌市などは13日、新型コロナウイルスの感染者を新たに5658人確認し、6人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は6日ぶりに6000人を下回ったが、前週の同じ曜日を9日連続で上回った。道内の感染者は延べ92万9444人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の5人(70代女性、80代女性、90代男女2人、年代・性別非公表)と旭川市の1人(80代男性)。道内の死者は累計で2886人となった。
道は2377人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内214人のほか、石狩管内425人、オホーツク管内232人、釧路管内220人、十勝管内133人、渡島管内111人、空知管内79人、後志管内55人、根室管内39人、上川管内34人、桧山管内18人、宗谷管内16人、日高管内15人、留萌管内8人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは778人だった。
札幌市は2386人、旭川市は444人、函館市は323人、小樽市は128人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は胆振管内の高齢者施設、札幌市のグループホームなど23件発生した。
13日現在の重症は前日から1人減って5人。入院患者の病床利用数は前日から3床増の1047床となり、全道の病床使用率は45・3%に上昇。うち札幌市は50・9%と50%を超えた。
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道と札幌市などは12日、新型コロナウイルスの感染者を新たに8932人確認し、13人が死亡したと発表した。
死亡したのは道発表の居住地非公表の7人(70代女性、80代男性3人、90代男性2人、年代・性別非公表)と札幌市の4人(70代男性、80代男性、90代男女2人)、函館市の1人(年代・性別非公表)、小樽市の1人(性別非公表の90代)。
道は4155人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内523人のほか、石狩管内535人、十勝管内467人、オホーツク管内436人、空知管内345人、釧路管内274人、後志管内171人、渡島管内129人、上川管内125人、根室管内95人、桧山、日高両管内各54人、留萌管内50人、宗谷管内48人。この他、陽性者登録センターは849人だった。
札幌市は3640人、旭川市は668人、函館市は315人、小樽市は154人だった。
新たなクラスターは胆振管内の医療機関、釧路管内の医療機関など19件発生した。