道と札幌市などは11日、新型コロナウイルスの感染者を新たに7911人確認し、14人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は4日ぶりに8000人を下回ったが、前週の同じ曜日を7日連続で上回った。道内の感染者は延べ91万4854人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の13人(70代男女4人、80代男女4人、90代男女5人)と函館市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で2867人となった。
道は3782人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内451人のほか、石狩管内556人、オホーツク管内380人、十勝管内364人、空知管内317人、釧路管内241人、渡島管内137人、上川管内123人、根室管内89人、宗谷、桧山両管内各68人、留萌管内67人、後志管内47人、日高管内42人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは832人だった。
札幌市は3066人、旭川市は547人、函館市は345人、小樽市は171人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は、胆振管内の高齢者施設2カ所(25人と9人それぞれ感染)、札幌市の有料老人ホーム(28人感染)―など18件発生した。
重症は前日から2人減の4人。入院患者の病床利用数は前日から40床増の1011床となり、病床使用率は43・7%に上昇した。