アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道は8日、ダイナックス沼ノ端アイスアリーナ=苫小牧市北栄町=で行われた沼ノ端小のスケート授業に参加した。選手が授業に参加するのは今季初めてで、3、4年生92人にプロのスケーティング技術を披露した。
参加したのはDF今勇輔とFW相木隼斗。児童たちとすぐに打ち解け、ストップやバックを指導した。授業の最後は鬼ごっこも楽しんだ。
相木は「子どもたちよりも僕が一番楽しんでいた」と満面の笑み。今は「子どもたちが僕らと滑った思い出をきっかけに、アイスホッケーを好きになってくれたら」と期待を寄せた。
4年の佐々木來華さん(9)は「最初は上手に滑れなかったが、練習するうちにスケートが好きになった。相木選手に『うまいね』と言ってもらえてうれしかった」と話した。
昨年は東小と若草小のスケート授業に参加したレッドイーグルス。田中強チーフマネジャーは「学校との連携は地元クラブのやるべきこと。市民との接点を増やし、認知度を上げていけたら」と話していた。