道と札幌市などは4日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3828人確認し、8人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は15日ぶりに前週の同じ曜日を下回った。道内の感染者は延べ86万3507人となり、86万人を超えた。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の5人(60代男性、70代女性、80代男性、100歳代女性、年代・性別非公表)と札幌市の3人(80代男性2人、90代男性)。道内の死者は累計で2771人となった。
道は1555人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内179人のほか、石狩管内211人、オホーツク管内172人、釧路管内100人、十勝管内54人、上川管内44人、根室管内34人、空知管内20人、日高管内16人、渡島管内15人、桧山管内13人、留萌管内7人、後志管内6人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは684人だった。
札幌市は1730人、函館市は261人、旭川市は222人、小樽市は60人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の高齢者施設(10人感染)▽日高管内の高齢者施設(10人感染)▽札幌市の有料老人ホーム(10人感染)―など22件発生した。
4日現在の重症は前日から1人減って6人。入院患者の病床利用数は前日から10床増の794床となり、病床使用率は34・4%に上昇した。