工夫

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2022年11月2日

 新型コロナウイルスが街や学校、病院や空港、家族の仲にまでいろいろな高さ厚さの壁を作り上げた。100%は無理として、少しでも安全な行動を探す日々が続く。

 今年の正月は新規感染者の少ない流行の谷間だった。正月明けから新聞・テレビに第7波の棒グラフの巨大な山が現れた。そして、今はまた第8波の始まり。感染者数が前週や前日を上回る日が続き、北海道はついに8月以来の7千人台を数えた。「帰省はできるだろうか―」。悩んでいる人は多いはずだ。

 わが家では10月末に、東京の孫たちが帰省した。今年の正月は、コロナは避けられたが雪による新千歳空港の閉鎖騒ぎを経験した。その反省を踏まえ、暦にはこだわらず、コロナの感染動向や予防接種、仕事や学校の都合、交通機関の混み具合などから日程を再検討してみた。

 雪はないが、転げ回って雪を喜ぶ年齢でもない。家族の元気や成長を確かめ合うのが正月。柱の前に立ち新しい傷を付けて成長は記録した。最年長の孫は変声期に足は成長痛の二重苦。家具の角に足をぶつけ、野太い悲鳴を上げていた。サッカーが得意の弟は見事なシュート場面の録画を見せてくれた。もちろんお年玉も用意し手渡した。

 コロナ感染に続いてロシアのウクライナ侵攻、知床の観光船沈没などつらい出来事の多かった2022年も残り2カ月。ウクライナの穀物輸出をめぐる対立が再燃した。静かに平和を考える寂しい正月が近づく。(水)

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