道と札幌市などは30日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3658人確認し、6人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を10日連続で上回った。道内の感染者は延べ83万4416人となった。
死亡したのは道公表の5人(70代と90代の男性各1人、90代の女性2人、年代・性別非公表)と旭川市の1人(80代女性)の計6人。道内の死者は累計で2729人となった。
道は1478人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内146人のほか、石狩管内284人、オホーツク管内210人、十勝管内107人、釧路管内88人、渡島管内64人、空知管内60人、後志管内39人、上川管内36人、日高管内25人、根室管内13人、宗谷管内11人留萌管内7人、桧山管内4人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは384人だった。
札幌市は1617人、旭川市は307人、函館市は178人、小樽市は78人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は日高管内の障害者施設(5人感染)、札幌市のサービス付き高齢者住宅(9人感染)など9件発生した。
30日現在の重症は4人。入院患者の病床利用数は前日から6床増の706床となり、病床使用率は30・6%に上昇した。
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道などは29日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4976人確認し、7人が死亡したと発表した。
死亡したのは道公表の4人(50代と80代男性各1人、90代女性、年代・性別非公表)と札幌市の1人(80代女性)、旭川市の1人(90歳以上の女性)、函館市の1人(年代・性別非公表)の計7人。
道は2589人の感染を確認。管内別の感染者の内訳は、胆振管内281人のほか、石狩管内338人、オホーツク管内307人、十勝管内299人、空知管内220人、上川管内169人、釧路管内162人、渡島管内80人、後志管内78人、宗谷管内67人、根室管内51人、日高管内48人、留萌管内45人、桧山管内24人。陽性者登録センターは420人だった。
札幌市は1782人、旭川市は366人、函館市は124人、小樽市は115人の感染を確認した。クラスターは石狩管内の高齢者施設(9人感染)、上川管内の高齢者施設(12人感染)など15件発生した。