道と札幌市などは27日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4579人確認し、7人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を7日連続で上回った。道内の感染者は延べ82万1264人となり、82万人を超えた。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の6人(60代男性2人、80代男女2人、90代女性、年代・性別非公表)と札幌市の1人(90代女性)。道内の死者は累計で2709人となった。
道は2436人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内263人のほか、石狩管内358人、オホーツク管内320人、十勝管内269人、空知管内205人、釧路管内148人、上川管内106人、渡島管内82人、後志管内81人、宗谷管内56人、根室管内49人、日高管内40人、留萌、桧山両管内各34人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは391人だった。
札幌市は1546人、旭川市は354人、函館市は128人、小樽市は115人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は胆振管内の医療機関(10人感染)、日高管内の医療機関(11人感染)、函館市の市立函館病院(7人感染)など14件発生した。
27日現在の重症は3人。入院患者の病床利用数は前日から22床増の620床となり、病床使用率は26・9%に上昇した。