道内5574人感染 再び拡大局面

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  • 2022年10月26日

  道と札幌市などは25日、新型コロナウイルスの感染者を新たに5574人確認し、4人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数が5000人を超えるのは9月8日(5332人)以来47日ぶりで、前週の同じ曜日を5日連続で上回った。道内は再び感染拡大局面に入っており、鈴木直道知事は道民、事業者に改めて基本的な感染防止行動の徹底を呼び掛けている。

   道内の感染者は延べ81万1124人となり、81万人を超えた。

   死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(70代男性2人)と札幌市の1人(80代女性)、小樽市の1人(性別非公表の100歳代)。道内の死者は累計で2696人となった。

   道は3160人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内265人のほか、オホーツク管内448人、空知管内365人、十勝管内352人、石狩管内332人、釧路管内243人、上川管内191人、後志管内177人、渡島管内115人、宗谷管内93人、日高管内73人、根室管内63人、留萌管内52人、桧山管内29人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは362人だった。

   札幌市は1748人、旭川市は419人、小樽市は170人、函館市は77人の感染を確認した。

   新たなクラスター(感染者集団)は胆振管内の高齢者施設(8人感染)、宗谷管内の医療機関(10人感染)など13件発生した。

   25日現在の重症は前日から1人増えて3人。入院患者の病床利用数は前日から59床増の569床となり、病床使用率は24・7%に上昇した。

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