首相、山際経済再生相を更迭 旧統一教会と接点、政権打撃

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  • 2022年10月25日
記者団の質問に答える山際大志郎経済財政担当相=24日、首相官邸

 岸田文雄首相は24日夜、首相官邸で山際大志郎経済再生担当相から辞表の提出を受け、受理した。相次ぎ判明する山際氏の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点に批判が広がり、閣内にとどめれば政権運営へのさらなる影響は避けられないと判断。事実上の更迭とみられる。岸田政権で閣僚の引責辞任は初めてで、首相には打撃だ。後任は25日に発表する。

 首相は記者団に、総合経済対策や霊感商法の被害者救済などに触れ「重要課題を最優先にするため(辞任の)申し出を了とした」と語った。任命責任に関しては「当然感じているからこそ職責をしっかり果たしていきたい」と述べた。

 山際氏は首相に対し「国会審議に支障を来すのは本意ではない。職を辞したい」と述べ、辞表を提出。この後、記者団に「経済政策に影響がないようこのタイミングを選んだ」と説明した。教団と多くの接点を持ったことについては「会合出席で当該団体に信用を与える結果になり深く反省している」と陳謝。議員辞職は否定した。

 山際氏の辞任を前に、24日夕に予定されていた経済財政諮問会議は中止された。

 山際氏は7月に安倍晋三元首相が銃撃死した後、教団との関係が取り沙汰され、留任が決まった8月10日の記者会見で関連団体会合への出席を認めた。その後も、接点を相次いで追認し、教団の韓鶴子総裁との接触も認めていた。山際氏を続投させた首相の判断について、野党が任命責任を追及するのは必至だ。

 山際氏は衆院神奈川18区選出で、当選6回。自民党の麻生太郎副総裁率いる麻生派に所属する。入閣に当たり同派の甘利明前幹事長が強く推したとされる。

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