苫小牧市音羽町に2021年12月にオープンした。白色を基調とした店内は明るく、温かみのある雰囲気となっている。市内錦町で飲食業に携わっていた店主の星澤誠二郎さん(52)が丁寧に手作りするピザやパスタなどの料理は酒類と合い、日々、常連客や地域住民が訪れる。
お薦めは「水菜と生ハムのサラダピザ」(1050円)。強力粉と薄力粉を独自の割合で配合して自家製の生地を作り、トマトソースやチーズをまぶして焼いた後、水菜や生ハムなどをトッピングして完成する。
生地で具材を巻いて口に入れると、最初に野菜のしゃきしゃきした感じと、生地のもちもちした食感を受ける。チーズの塩味やトマトソースの酸味が合い、飽きない味につい何度も手を伸ばしてしまう。具がこぼれ落ちやすく、食べづらさは店側も認めるところだが、フォークを使いながら気取らずに味わうことを勧める。
来店客の主な年齢層は30~50代。星澤さんは「卵やしめさばの薫製もあり、お酒と食事を楽しむ方が多い」と話した。
水菜と生ハムのサラダピザを注文時に、「民報を見た」と言うと、11月5日までドリンク1杯をサービスする。
苫小牧市音羽町1の8の10。営業時間は午後6時から翌日午前2時(ラストオーダーは同1時半)。定休日は月曜日。携帯電話090(5770)8249。