道と札幌市などは20日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3362人確認し、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日連続で3000人を超えたが、前週の同じ曜日を2日連続で下回った。道内の感染者は延べ79万4838人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の4人(70代男性、年代・性別非公表3人)と小樽市の1人(性別非公表の50代)。道内の死者は累計で2677人となった。
道は1649人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内163人のほか、オホーツク管内197人、石狩管内192人、空知管内175人、十勝管内170人、釧路管内140人、上川管内125人、宗谷管内52人、後志管内49人、渡島管内36人、根室管内29人、日高管内20人、留萌管内17人、桧山管内16人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは268人だった。
札幌市は1210人、旭川市は325人、函館市は91人、小樽市は87人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は▽胆振管内の医療機関(5人感染)▽同管内の高齢者施設(9人感染)▽釧路管内の障害者施設(19人感染)―など13件発生した。
20日現在の重症は1人。入院患者の病床利用数は前日から28床増の490床となり、病床使用率は21・2%に上昇した。