道と札幌市などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4008人確認し、8人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は12日(4023人)以来6日ぶりに4000人を超え、前週の同じ曜日を7日連続で上回った。道内の感染者は延べ78万7629人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(70代女性、80代男性)と札幌市の5人(50代女性2人、80代女性、90代女性2人)、旭川市の1人(年代・性別非公表)。道内の死者は累計で2663人となった。
道は2249人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内228人のほか、空知管内298人、オホーツク管内273人、十勝管内272人、釧路管内195人、石狩管内194人、上川管内136人、後志管内108人、渡島管内62人、宗谷管内60人、根室管内44人、日高管内36人、桧山管内30人、留萌管内27人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは286人だった。
札幌市は1232人、旭川市は376人、小樽市は114人、函館市は37人の感染を確認した。新たなクラスター(感染者集団)は胆振管内の障害者施設(20人感染)、石狩管内の高齢者施設(6人感染)―など14件発生した。
18日現在の重症はゼロ。入院患者の病床利用数は前日から8床増の468床となり、病床使用率は20・3%に上昇した。