道と札幌市などは17日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1175人確認し、3人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は前週の同じ曜日を6日連続で上回った。道内の感染者は延べ78万3621人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の3人(80代男女2人、90代女性)。道内の死者は累計で2655人となった。
道は480人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内56人のほか、石狩管内45人、オホーツク管内33人、後志管内25人、十勝管内21人、留萌、宗谷、釧路3管内各14人、渡島、根室両管内各13人、空知管内10人、上川管内8人、日高管内6人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは208人だった。
札幌市は500人、旭川市は123人、函館市は51人、小樽市は21人の感染を確認した。
新たなクラスター(感染者集団)は、後志管内の高齢者施設(14人感染)と石狩管内の高齢者施設(6人感染)で発生した。
17日現在の重症はゼロ。入院患者の病床利用数は前日から1床増の460床で、病床使用率は19・9%となっている。