べたなぎ

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2022年10月17日

 木の葉が舞い散る音を添わせながら吹く秋の風を「秋声(しゅうせい)」と呼ぶのだそうだ。地下鉄へ向かう通勤途中、色づき始めた街路樹を眺め、そんな言葉を思い出した。「全国旅行支援」が始まった影響か、札幌市中心部でも観光客が、ぐんと増えている。時計台前では、記念写真を撮る人たちでいっぱいだ。ウィズコロナの動きが加速している。

 そんな季節。来春の統一地方選の前半戦(知事選と道議選)の投開票日(4月9日予定)まで、早くも半年を切った。道議選は各党道連組織の公認候補予定者の擁立発表が、活発化している。苫小牧市区では現職道議2人が、今期限りでの引退を表明。いずれも道連組織の中枢として活躍してきた2人で、世代交代とはいえ、寂しい。

 知事選は、現職の鈴木直道知事(41)の去就が最大の焦点。先日開いた政治資金パーティーでは、自民・公明・維新の道連トップが早々と再選支持を表明。終了後、知事自身は記者団の取材に「まだ考えは及んでいない」と態度を保留した。前回は自民党内の候補選考レースで激しい権力闘争が繰り広げられたが、今回はそうした動きはない。再選出馬は既定路線とみられ、表明の時期と手法に注目が集まる。

 一方、野党の候補擁立作業は遅れ気味に推移している。「数人の名前は挙がっている」(立憲道連幹部)としながらも、前回同様に難航予想だ。統一地方選の天王山の前哨戦は「べたなぎ」状態が続いている。(広)

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