道と札幌市などは14日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2947人確認し、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日連続で前週の同じ曜日を上回った。道内の感染者は延べ77万7260人となった。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の5人(70代男性、80代女性2人、90代女性2人)。道内の死者は累計で2642人となった。
道は1533人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内112人のほか、十勝管内192人、石狩管内189人、オホーツク管内185人、空知管内159人、後志管内131人、上川管内114人、釧路管内96人、宗谷管内32人、日高管内28人、根室管内26人、渡島管内22人、留萌管内20人、桧山管内6人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは221人だった。
札幌市は1014人、旭川市は274人、小樽市は68人、函館市は58人の感染を確認した。
クラスター(感染者集団)は▽上川管内の高齢者施設(18人感染)▽札幌市の障がい福祉サービス事業所(34人感染)▽空知管内の高齢者施設(5人感染)―など8件発生した。
14日現在の重症はゼロ。入院患者の病床利用数は前日から14床増の465床となり、病床使用率は20・2%に上昇した。