観光客の回復 コロナ前超える利用も にぎわい継続に期待

  • 支笏湖日記, 特集
  • 2022年10月14日
支笏湖畔を散策する観光客

 支笏湖のにぎわいが戻りつつあります。新型コロナウイルスの感染拡大以降減り続けていた観光客が、7月以降は確実に回復してきているのを実感しています。依然として団体客の入り込みは少ないものの、札幌ナンバー以外の車やレンタカーも目立つようになり、支笏湖駐車場を利用する乗用車の台数は、8月は前年から約2800台も増え、2019年度とほぼ同じ台数となりました。さらに、9月は昨年の1・6倍と、19年度より約1700台も多い状況となっています。

 それと比例するようにビジターセンターの入館者数も夏場以降は高水準で推移し、こちらも9月は19年度を超える方々に利用いただきました。数値上からもコロナ禍前の19年度とほぼ同水準あるいはそれ以上の入り込みとなっています。休日に園地を見渡すと、商店街では食べ物を求める長い列ができ、ベンチでくつろぐ人や湖畔沿いを散策する人でにぎわっています。今年の支笏湖の秋は笑顔であふれています。

 また地域のイベントにも変化がありました。8月20日には、湖水まつりが行われ、10月16日には紅葉まつりが開催されます。いずれも3年ぶりの開催です。こうして少しずつですが、以前と同じように多くの方々に支笏湖を楽しんでもらえるようになってきたことに喜びを感じます。

 間もなく支笏湖の紅葉が見頃を迎えます。ヤマモミジやハウチワカエデなどの湖畔の木々が鮮やかな色に染まり、突き抜けるように澄みきった秋の空と碧(あお)くきらめく湖面とのコントラストは、秋の支笏湖の魅力の一つです。風が吹くたびに黄金色の葉が足元に舞い落ちる。そんな少し感傷的な支笏湖の秋もいいものです。ぜひ多くの人にこの美しい支笏湖のたたずまいを楽しんでほしいと思っています。そしてこのにぎわいがずーっと続いていくことを願っています。

 (支笏湖ビジターセンター所長 木林正彦)

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