道と札幌市などは12日、新型コロナウイルスの感染者を新たに4023人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は9月9日(4450人)以来33日ぶりに4000人を超え、前週の同じ曜日(2659人)を2日ぶりに上回った。道内の感染者は延べ77万739人となり、77万人を超えた。
死亡したのは、道発表の居住地非公表の2人(70代男性と90代女性)。道内の死者は累計で2634人となった。
道は2279人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内200人のほか、オホーツク管内296人、空知管内294人、十勝管内243人、石狩管内207人、釧路管内204人、上川管内167人、後志管内106人、渡島管内78人、日高管内57人、根室管内56人、留萌管内49人、宗谷管内36人、桧山管内9人。この他、軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは277人だった。
札幌市は1165人、旭川市は407人、小樽市は135人、函館市は37人の感染を確認した。
クラスター(感染者集団)は▽胆振管内の高齢者施設(7人感染)▽石狩管内の医療機関(18人感染)▽留萌管内の高齢者施設(15人感染)―など11件発生した。
12日現在の重症はゼロ。入院患者の病床利用数は前日から20床増の486床となり、病床使用率は21・2%に上昇した。