• ニュース, 夕刊時評
  • 2022年10月13日

 好天下、休みを利用して先日、苫小牧から白老、伊達市大滝区を抜けて洞爺湖まで車を走らせた。途中の道道白老大滝線(四季彩街道、延長約30キロ)は渓谷に囲まれ、見事な景観。紅葉にも期待したが、木々が赤や黄に色濃く染まるにはまだ時期が早かったようだ。それでも絶え間なく水音を立てて流れる白滝を見ることができ、1998年の道路開通時に取材した時のことを思い出した。

 ドライブの目的のもう一つに「実りの秋」を楽しむことがあった。壮瞥町の18戸の観光果樹園でつくる催し「そうべつくだもの村」の一農園を訪ねた。たわわに実るブドウの棚や1本の木に数え切れないほどに実を付けた真っ赤なリンゴ、幼児の握り拳ほどもある大きさのプルーンに感動。どれも新鮮で甘味が口の中に広がり、日帰り温泉も含めてささやかでぜいたくな一日を過ごすことができた。

 一方、家の家庭菜園にはとうが立ってきた。狭い土地にスナップエンドウ、サニーレタス、ミニトマト、シシトウ・ナンバン、大葉、春菊と欲張り、残りの収穫物はダイコンだけ。にわか農家だけに失敗も多い。

 野菜は土づくりが肝心とばかりに、春先に土振るいで丁寧に細かい砂利や草木を除去した。これが大きな間違い。畑の一部が砂場のようにサラサラに。あぜ道を雑草が固めるように、畑には雑草も大きな役割を担うことを知った次第。誰かのために目立たず、雑草のように生きるのもいい、とふと思う。(教)

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