道と札幌市などは11日、新型コロナウイルスの感染者を新たに961人確認し、7人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で1000人を割り、2日ぶりに前週の同じ曜日を下回った。道内の感染者は76万6716人となった。
死亡したのは、札幌市の5人(60代男性、70代男性、80代女性、90代女性2人)と道発表の居住地非公表の2人(80代女性、90代女性)。道内の死者は累計で2632人となった。
道は351人の感染を確認。管内の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内9人のほか、オホーツク管内56人、空知管内42人、石狩管内30人、釧路、十勝両管内各16人、渡島管内8人、後志管内2人、上川管内1人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは171人だった。
札幌市は407人、旭川市は100人、小樽市は67人、函館市は36人の感染を確認した。クラスター(感染者集団)は、胆振管内の高齢者施設(5人感染)のほか、釧路管内の高齢者施設、札幌市のグループホーム―など6件発生した。
11日現在の重症はゼロ。入院患者の病床利用数は前日から8床減の466床となり、病床使用率は20・3%に下降した。