道と札幌市などは9日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1407人確認し、2人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は3日連続で2000人を下回り、道内の感染者は延べ76万4832人となった。
死亡したのは、道発表の1人(居住地非公表、80代女性)と旭川市の1人(90代以上男性)。道内の死者は累計で2620人となった。
道は570人の感染を確認。管内別の感染者(医療機関所在地別)の内訳は、胆振管内56人のほか、石狩管内108人、オホーツク管内106人、空知管内44人、十勝管内40人、釧路管内32人、渡島管内23人、上川管内14人、後志管内10人、日高管内7人、留萌、宗谷両管内各5人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは120人だった。
札幌市は577人、旭川市は191人、函館市は34人、小樽市は35人の感染を確認した。クラスター(感染者集団)は札幌市のサービス付き高齢者向け住宅(5人感染)で発生した。
9日現在の重症は7日から2人減って1人。入院患者の病床利用数は7日から17床減って474床となり、病床使用率は20・6%に下降した。
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道と札幌市などは8日、新型コロナウイルスの感染者を新たに1808人確認し、4人が死亡したと発表した。死亡したのは、いずれも道発表の男性で80代2人と70代、60代各1人。
道は956人の感染を確認。内訳は、胆振管内121人のほか、石狩管内132人、オホーツク管内119人、十勝管内115人、空知管内106人、上川管内64人、釧路管内61人、渡島管内39人、後志管内25人、日高管内17人、宗谷管内16人、根室管内15人、留萌管内11人、桧山管内4人。陽性登録者センターは111人だった。
札幌市は543人、旭川市は197人、函館市は53人、小樽市は59人の感染を確認した。胆振管内の医療機関(5人感染)など4件のクラスターが発生した。