アイスホッケーアジアリーグのレッドイーグルス北海道は4日、苫小牧観光協会の「とまこまい観光大使」に就いたDF佐々木一正(32)の就任式を苫小牧市表町のチーム事務所で行った。苫小牧出身で15年目のシーズンを迎えた佐々木は会員制交流サイト(SNS)での発信力が評価され、前身の王子イーグルス時代も含めてチームから初選出。「市の魅力を発信したい」と抱負を語った。
8月3日付で就任した佐々木は地元苫小牧を「道内外へのアクセスがよく、海産物や自然など全世代が楽しめる」と語った。就任については「僕でいいのかと驚いたが素直にうれしい。アイスホッケー以外にも市の魅力を発信していきたい」と話した。
佐々木は2011年からツイッターを開設し、チームの戦況や選手のオフショットなどを中心に投稿を続けている。ファンからの評価も高く、今回の選出につながった。
委嘱状を手渡した同協会の永井孝佳専務理事(48)は「佐々木選手にはアウェーゲームでも苫小牧の魅力を広めてほしい」と期待を寄せた。