道と札幌市などは5日、新型コロナウイルスの感染者を新たに2659人確認し、5人が死亡したと発表した。日別の新規感染者数は2日連続で2000人を超えたが、前週の同じ曜日を2日ぶりに下回った。道内の感染者は延べ75万7752人となった。

　死亡したのは、道発表の居住地非公表の4人（60代男性、80代男女3人）と札幌市の1人（90代男性）。道内の死者は累計で2603人となった。

　道は1311人の感染を確認。管内別の感染者（医療機関所在地別）の内訳は、胆振管内177人のほか、石狩管内175人、オホーツク管内172人、十勝管内163人、空知管内101人、釧路管内91人、上川管内80人、渡島管内61人、後志管内32人、日高管内28人、根室管内25人、宗谷管内20人、留萌管内4人、桧山管内2人。軽症者が自主検査で申請する陽性者登録センターは180人だった。

　札幌市は931人、旭川市は255人、函館市は120人、小樽市は42人の感染を確認した。

　クラスター（感染者集団）は▽胆振管内の医療機関（23人感染）▽同管内の別の医療機関（6人感染）▽日高管内の障害者施設（7人感染）―など5件発生した。

　5日現在の重症は3人。入院患者の病床利用数は前日から4床増の478床となり、病床使用率は20・8％に上昇した。